2012年06月26日

なでしこ  若い世代の台頭が目立つ

 8月18日に開幕するU-20女子ワールドカップに向け、6月14日〜21日まで、大阪市でトレーニングキャンプが行なわれ、17日、20日にはU-20アメリカ女子代表との国際親善試合が行なわれた。日本は、第1戦は主力メンバー中心で戦い、田中陽子の決勝ゴールで1−0と勝利。第2戦は、主力を温存してサブ主体で臨み0−2で敗戦している。
 
 そのヤングなでしこにあって、小さな体から繰り出す力強いドリブルや強烈なミドルシュートを武器に、チームを牽引(けんいん)するMFが、田中陽子だ。

 田中は各世代の代表に“飛び級”で招集されてきた実績を持つ。JFAアカデミー福島の1期生として、2010年のU-17女子ワールドカップではボランチとして6試合で4ゴールの活躍を見せ、日本の準優勝に貢献した。現在はINAC神戸で、なでしこジャパンの主力選手たちとプレイし、日々成長を実感している。ヤングなでしこのゲームメイカーは、開幕まで2カ月を切ったU-20 女子ワールドカップに向け、どんなイメージを描いているのか。その言葉からは、戦術理解度の高さと、ゲームメイカーとしての自覚が伝わってきた。

―― アメリカとの第2戦は前半28分からの途中出場となりましたが、ベンチから試合をどう見ていましたか?
「アメリカはスリートップで、引いて守ってきていました。だから、自分たちのディフェンスとボランチ(の距離)が遠くならないようにして、(ボランチの)ひとつ前で受けて、そこからはたけば、リズムに乗っていけると考えていました。今日はトップ下で出ましたが、その位置でボールを受けようと思っていました」

―― 前半、前にボールがおさまらなかったように見えました。
「日本は3人のフォワードが前に張っていましたが、相手は4バックが揃っていて、その中で(日本は)裏に抜ける動きもないし、ちょっと引く動きをしても相手を連れてきてしまっていたので。そういうバランスが一番単純で大事なんですけど、ギャップがつくれていなくて、凸凹がなかったです」

―― ボランチで猶本光選手とコンビを組むことが多いですが、試合の作り方について話をしますか?
「今回は、あまり話をしたりはしなかったですけれど、(猶本選手とは)これまでもずっと一緒にやっていて、自然と意思統一できるのでやりやすいですね」

―― 20日の試合は、サブ主体のメンバーでスタートしましたが、最後の15分は主力を次々に投入しました。
「最後は前から守備に行こうという話になっていたんですが、奪いどころをしっかり作りたかったのと、前の攻撃に人数をかけたいという意図がありました」

―― ダイレクトでパスがつながることも多いですね。
「はい。ダイレクトの方が相手も嫌がるし、自分たちもフリーになれるので、そこはいつも意識してやっています」

―― 攻撃的なポジションに入った時のドリブルやミドルシュートが効いていますが、ピッチではどんなことを意識していますか?
「ボランチでは守備も頑張らなければいけないので、DFと私で挟みにいったり、インターセプトして前を向くようにしています。トップ下のときはとくに攻撃の起点になることを意識しています。守備と攻撃のバランスを、試合の中で判断していきたいですね。ワンタッチで縦に出したり、自分が前を向くことでみんなの動き出しがあったりするので、前(を見ること)はいつも意識しています」

―― 8月に開幕するU-20ワールドカップに向けて最後の調整に入りますが、現時点でのチームの仕上がりはどうですか?
「まだやることはありますが、全員が意思統一できている時はすごくいい形がつくれているので、そうやってチーム力を上げていけば、本大会でも自分たちが納得いくゲームができると思います」

―― INAC神戸で澤選手たちなでしこジャパンの選手と日常的にトレーニングをしている影響は大きいですか?
「そこはすごく大きいです。練習からレベルが高いので判断を速くしなければいけないし、考えながらプレイしなければいけないので、そういうところは日々養われていると思います」

―― 攻撃的ボランチとして、ワールドカップドイツ大会で澤選手が得点王を取りましたが、同じポジションで、本大会ではどんなプレイをしたいですか?
「ボランチでもああいう風に点を取っていけるんですよね。私は(澤選手のように)セットプレイでも点を取る選手ではないですが、運動量を多くして、3人目の動きで飛び出して、得点に絡んでいきたいです」

―― 今大会の公式球についてはどうですか?
「以前のボールよりは重いと感じます。ただ、ミートしたらしっかりと強いボールが行くし、落ちるボールになります」

―― ミドルシュートの達人としては、テクニックの見せどころですね。
「はい(笑)。鍛えて、コツをつかんで。試合の中で、どういう時にシュートを打てるかいい判断をしてシュートを打ちたいです」

―― 先日、なでしこジャパンもアメリカ戦(スウェーデン遠征/1−4で敗戦)がありましたが、U-20代表でも、アメリカはライバルになると思います。
「アメリカがあの(大きさの)身体でどんどん前からくるということは、自分たちも技術をすごく上げていかなければいけないし、チーム力も、判断力も上げていかなければいけないので、ゲームの中で、常に考えて走れる選手になりたいと思っています」

―― 最後に、大会に向けて目標をお願いします。
「大会まで、ここから日々トレーニングを重ねて成長して、チームに貢献して優勝したいです!」
posted by トレンドOL MEGUMI その2 at 01:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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